Andriasangで、SCEJの河野弘社長がファミ通のインタビューの中で12月17日に発売すると発表したPS Vitaは元々12月3日発売の計画だったことを明かしたことを伝えていました。
河野氏は12月3日から12月17日へと2週間発売を遅らせた理由について、発売までに十分な供給量を確保するためだと説明しています。
つまり、年末商戦に向けて12月3日に発売しても完売してしまった場合ターゲットにしていたクリスマス時期に品薄入手困難となり勝機を逃すとの判断のようです。ソニーとしては発売時の在庫が十分確保できるよう最大限の努力をするとしています。
インタビューの中では具体的な初期供給数には言及しませんでしたが、100時間分の3G通信を同梱した3Gモデルの初回限定版を早々も売り切りたいとロイターに語っていたことから、十分な供給量で念頭に置いているのはPS Vitaの3G/WiFiモデルだと思われます。
また河野氏は、PS Vitaの3GキャリアとしてNTT DoCoMoを選んだ理由についてネットワークの安定性を挙げていました。3Gに注力するソニーらしい選択です。
なお、PS Vita発売日として元々計画していた12月3日は先勝で、やっぱりソニーは縁起担ぐのやめてたようです。