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PS Vita アップデートプロセスにかかる時間短縮へ

EDGEで、SCEワールドワイド・スタジオ社長の吉田修平氏が東京ゲームショウでのGame Informerのインタビューの中でPS3のアップデートプロセスにかかる時間は過剰だったとの認識の上で、PS Vitaでは改善したいと考えていると語ったことを伝えていました。

インタビューの中で吉田氏は
「忙しい中ゲームをプレイする時間を作って1時間だけ遊ぼうと思っても、1時間のうちの30分がハードウェアのアップデートに費やされてしまう。アップデートはそんなに頻繁である必要は無いので、今のPS3やPSPのようなプロセスは出しゃばりすぎだ。具体的なプランは言えないがこの問題については我々も対応を考えているのでPS Vitaではなんとかしたい。」
と話しています。

確かに、PS3の最新アップデータPS3UPDAT.PUPは3.70で185MB、PSPの最新アップデータ6.60(PSP-1000/2000/3000用)で31MBもあり、それをまずダウンロードしてからインストールする場合、ダウンロードの回線状況にもよりますが本体だけで完結させようとすると30分はかかっています。
PS3などはアップデートを始めると間違いなく他の用事をし始めて、きりが付いた頃に見るとアップデートが終わっているというのが日常です。

なぜこんなに頻繁にアップデートする必要があるのか、一般ユーザーには理解し難いでしょう(ナントカ対策のアップデートだとすぐ予測がつく方には止む無しアップデートに映る?)。

アップデートをしないというのは100%あり得ませんので、どんな方法で時間を短縮するのか予想してみました。

本命: 完全差分アップデートでダウンロード容量とインストール時間を短縮
対抗: アップデートがパートごとに小分けされ、別々にアップデートする仕組みの小分けアップデート対応
穴: 常にバックグラウンドでダウンロードとインストールをする仕組みで表に出さない(サービス規約で内部ソフトウェア所有権がSCEにありユーザーは貸与を受けている旨を明記し勝手にアップデートOKにしないと利用できない画期的な仕組みを構築)
大穴: 万全のセキュリティで100%ハッキングされないため機能アップを伴わないアップデートがほとんど不要となり頻度激減

…目指すは大穴、かな?

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