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ソニー 縁起を担ぐのやめました。PlayStation Vitaは2011年12月17日(土・先負)に発売

PS Vita発売日は2011年11月3日(木曜日・大安)との予想

は見事に外れました。
ソニーは東京ゲームショウに先駆けて行われたSCEJカンファレンスでPS Vitaを日本で2011年12月17日(土)に発売することを正式に発表しました。

PSPシリーズは大安、日曜日、木曜日が発売日のキーワードでした。

つまり、ソニーは今までPSPシリーズの発売日を確実に縁起を担いで決めていました。

ところが、今回発表されたPS Vitaの発売日は2011年12月17日(土)でした。

2011年12月17日(土)の六曜を調べてみると、「先負」です。

ん?先負?

ソニーが先負を選んだ唯一の出来事、それはPSP goが値下げされた2010年10月26日(火)が先負です。

先負とは?

大辞林によると
急用・争い事・公事などを避け、静かに待つのが良いとされる日。午前は凶、午後は吉。
挙式などは午後から行うのが良いとされています。

PS Vitaが午後から発売されるなどということがあるはずはないため、ソニーは明らかに
「六曜を無視して発売日を決めた」
事になります。

3DSに商機をさらわれないためにはクリスマス商戦を逃すわけには行きません。しかしながら新製品のためタイトルラインナップの拡充(3DSはそれで失敗しています)のための準備期間は設けなければなりません。そのギリギリのせめぎ合いから営業的戦略で2011年12月17日(土)を選んだのでしょう。

PSP goの値下げも実際には
「なり振りかまってはいられない」
という営業的戦略から選択した日時が偶然先負だったのでしょう。今回PS Vitaでも同じようになり振り構わずライバルに勝利するためだけを目指し(この場合、想定ライバルはもちろんニンテンドー3DSだと思われます。間もなく発表されると言われているiPhone5はおそらくクリスマス商戦とは無関係です)クリスマス商戦の話題独占を狙って猛チャージです。

今後PS Vitaの販売が軌道に乗れば、また大安目指して縁起を担いでモデルチェンジをしてくると思います。

今回発表されたのは発売日以外に予約開始日、3Gモデルの対応キャリアやその料金プラン、本体同時発売タイトルラインナップなどが発表されました。以下、まとめておきます。

■PlayStation Vita本体概要

商品名称:PlayStation Vita
型番:PCH-1000 series
CPU:ARM Cortex-A9 core (4 core)
GPU:SGX543MP4+
メイン・メモリ:512MB
VRAM:128MB
外形寸法:約182.0 x 18.6 x 83.5mm (幅×高さ×奥行き) (最大突起部除く)
質量:約279g(3G/Wi-Fiモデル)、約260g(Wi-Fiモデル)
GPS内蔵 (3G/Wi-Fi モデルのみ) Wi-FiモデルにはGPS付かないため3G不要でも3Gモデルを購入する選択はアリ
主な端子/主なI/O:PlayStation Vitaカードスロット、メモリーカードスロット※、SIMカードスロット (3G/Wi-Fi モデルのみ)、マルチユース端子 (USBデータ通信/本体電源入力/音声入出力[ステレオ出力/モノラル入力]/シリアル入出力兼用) PSP go同様直接PS VitaとPCとをUSBで接続できなくなった、ヘッドホン/マイク端子 (ステレオミニジャック) (音声入出力[ステレオ出力/モノラル入力])、アクセサリー端子
カメラ:前面カメラ、背面カメラ
フレームレート : HD撮影不可 120fps@320×240(QVGA), 60fps@640×480(VGA)
※メモリーカードについて
PlayStation Vitaゲームタイトルごとにセーブデータ等のデータをメモリーカードに保存するタイプと、PlayStation Vitaカードに保存するタイプがあるが、メモリーカードに保存するタイプの場合、遊ぶにはメモリーカード(別売)が必要。
メモリーカードはセーブデータや、ダウンロードゲーム、追加コンテンツの他、動画、音楽、静止画など、さまざまなコンテンツの保存に使用するPlayStation Vita専用のメモリーカードで4GB(2200円)、8GB(3200円)、16GB(5500円)、32GB(9500円)と高額なラインナップ。その他アクセサリー計16種が2011年12月17日から順次発売。microSDやM2(メモリースティック)といった汎用品が使用できなくなったことに注目。
バッテリー持続時間の目安:バッテリーが交換できるとは書かれていない
  ゲーム:約3~5時間
  動画再生:約5時間
  音楽再生 (スタンバイ時):約9時間

3G通信については、NTTドコモがキャリアパートナーとして全面協力.
プリペイドデータプランを2種類発表。

■20時間 980円[税込]
(受信時最大128kb/sec、送信時最大64Kb/sec)

■100時間 4980円[税込]
(受信時最大128kb/sec、送信時最大64Kb/sec。また、受信14Mb/sec、送信5.7Mb/secのFOMAハイスピードモードが使用可能。ハイスピードモードを使った場合、3時間分が100時間とは別に利用可能)。

20時間プランでは30日間、100時間プランでは180日間の有効期限がある。

基本通信料金は不要でドコモの定額プランも使用可能。通信量ではなく時間単位のため3Gを活用したいなら間違いなく使えるであろう日本通信b-mobileのイオンSIM プランA 100kbps(月額980円)がオススメ

PlayStation Vitaの予約は10月15日(土)(これも先負)から開始。3Gモデルの初期出荷分は数量限定で3Gモデルの初回生産分50万台については、100時間コース4980円分のデータプリペイドカードが同梱され、Wi-Fiモデルと実質価格差がないため購入するなら初期出荷分がお得。争奪戦必至。

PS Vitaの本体と同時に発売されるゲームも公開。その数なんと26タイトルで、3DSと同じ轍は踏まないというSCEJの決意を感じる。以下、同時発売タイトル

その他、およそ600本あるPSPのダウンロード版のゲームタイトルがプレイ可能。
カンファレンスでSCEJ社長の河野弘氏が「ダウンロードタイトルのUMD版を持っているユーザーに対しては、「特別な価格で(ダウンロードタイトルを提供できる)特別なプログラムを検討しております」と語り、PSP goでなし得なかった既存ユーザーへの配慮を見せるが詳細不明

情報源:KOTAKU JAPAN / ファミ通

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