Andriasangで、9月8日発売の雑誌ファミ通にWii版『モンスターハンター3』の3DS移植改良版『モンスターハンター3(トライ)G』とニンテンドー3DSのオプション機器として拡張スライドパッドの詳細を掲載していることを伝えていました。
3DSでのモンハンシリーズ投入はPSP以外の携帯ゲーム機では初となります。新たにWi-Fiによるワイヤレスプレイ機能を搭載し、2011年の年末に発売されるようです。
PSPのキラータイトルが3DSでも楽しめるようになることで3DSの販売台数増加に繋がることが予想されます。(Wiiでコケたのにというツッコミはなしでお願いします)
拡張スライドパッドは以前から噂になっていたものです。
実際の拡張スライドパッドは、上記のような代物とは全く異なるもののようです。
CVGではファミ通の誌面のスクリーンショットを掲載しています。
誌面ではカプコンの辻本氏へのインタビューに加え、スクープとして「拡張スライドパッド」の存在を伝えています。
任天堂からリリースされる「拡張スライドパッド」はニンテンドー3DS本体に装着することで、左右2本のスライドパッドを使ってゲームを楽しむことができるというもの。辻本氏曰く「ホールド感もすごくいいし重心が手前にくるのですごく操作しやすい」とのこと。「拡張スライドパッド」の発売時期や価格は未定だが「MH3(トライ)G」をより快適に遊べるようになることは間違いなさそうだ。
ニンテンドーUKのスポークスマンは「周辺機器の発売予定があることは間違いないが、詳細については後日任天堂から発表する」と述べたようで、噂や憶測の類いにはお答えしませんという回答ではなかったそうです。
「拡張スライドパッド」と3DSはとてもポータブルゲーム機とは言えない合体具合ですが、形状から察するに
- ・まるで充電器のようだが、DC INコネクターが隠れるような形状になっていないので充電器としての機能はない
・ストラップを付ける穴はそのまま活かされるような形状になっているのでポータブル機という範疇を超える気はないらしい
・どう考えてもゲームカードリッジは「拡張スライドパッド」から外さないと交換できない形状
・右側面のワイヤレススライドボタンはどう見ても操作できない
・3DSとPSPを縦に並べてみると分かるが2つのスライドパッド間の距離はPSPの十字キーと○×△□ボタンの距離とほぼ同じなので操作に無理があるようには見えない
・Lボタンは少し押しにくそうだがRボタンを押すには無理がある
後付け感ありありなので任天堂が「拡張スライドパッド」を強力にプッシュするのであれば、間違いなくデュアルスライドパッド搭載の3DSが発売されるでしょう。
9月13日の東京ゲームショウに先駆けて行われる任天堂の新製品発表会はおそらく「拡張スライドパッド」正式発表の場だと思われます。