サイトアイコン 大人のためのゲーム講座

PS Vita FCC通過 発売近しの声も実際には…

Engadgetで、PS VitaがFCCを通過したことを伝えていました。これにより北米では形式的には販売店への出荷が可能という段階に入ったということになるとしています。

思ったより早く発売されそうな勢いですが、実はそうでもなさそうです。

ブルームバーグで、今日平井一夫氏がPS Vitaは日本には年内に投入の予定だが欧州、北米では年明け後に発売する見通しを語ったことを伝えていました。

これまでの発表では、地域別の発売時期は触れておらず、今年末から世界で順次発売するとの表現にとどまっていた。主力市場である欧米で、最大の書き入れ時であるクリスマス商戦での投入は見送る形だ。

平井副社長は「われわれの現在の計画では、欧州、北米市場では来年の早い時期に発売する」と述べた。また、「プレイステーション(PS)ビジネスは鍵となる柱だ」として、「ゲーム業界は絶えず進化している。PSビジネスはこのダイナミックな業界で第一線にあり続けることを私は期待している」と語った。

平井副社長は、ヴィータのソフトウェアやアプリケーションなど詳細については、独ケルンで8月に開かれるゲームイベントや9月の東京ゲームショウで発表する、と話した。

ヴィータは携帯型ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の後継機として開発を進めていた新型機。無線LAN(域内通信網)のWiFi回線と、第3世代(3G)回線も利用できるモデルの2機種を投入する。

価格は、WiFiモデルが2万4980円、249米ドルと249ユーロ、3G/WiFiモデルは2万9980円、299米ドルと299ユーロとなっている。3G回線の採用で広範囲の通信を可能にしたほか、5型の有機ELパネルを搭載して画面の解像度を高めた。

2004年12月に発売したPSPは6月末で全世界累計7140万台を売り上げているが、10年3月期には990万台、11年3月期には800万台と徐々に落ちており、12年3月期には600万台の計画にとどまる。後継機の投入で、ゲーム機販売の拡大を図りたい考え。

平井副社長は、ライバルの任天堂が販売不振の新携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の国内希望価格を発売からわずか半年弱で1万円値下げしたことに対して、ヴィータの価格は下げる必要はないとし、追随しない考えを示した。

3DS値下げでPS Vitaが(3G/WiFiモデルとの比較で)ほぼ倍の価格ということになってしまったためユーザーとすれば3DSと価格で対抗してほしいと思うのは当然ですが、まだ発売すらされていない上に開発時からターゲット価格を設定していたPS Vitaに値下げを期待しても当面実現は困難だと思います。

予想に反して安かったという印象を植え付けることに成功したPS Vitaですが、3DSの赤字覚悟の値下げの影響を受けるのかどうかが気になります。

モバイルバージョンを終了