Eurogamerで、Sony Network Entertainmentの社長Tim Schaaff氏(元Appleです、この人)がPSNがハッキングされ7700万件のクレジットカード情報を含む個人情報が盗まれた事件について「かけがえのない素晴らしい経験をさせてもらった。」と被害者感情を無視した暴言を吐いたことを伝えていました。
Is-he-mad president of Sony’s network entertainment Tim Schaaff has referred to the great PlayStation Network hack as “a really good time”.
ソニー・ネットワークエンターテイメントの”頭のネジが外れてる”社長であるTim Schaaff氏がPlayStation Networkがハッキングされた事件について「非常にかけがえのない経験だった」と発言しました。Schaaff believes it was more beneficial for Sony to deal with the fallout of the intrusion – placating and reassuring irate customers – than to prevent hackers ever getting in.
Schaaff氏は侵入者をなだめ、怒りを爆発させる顧客を安心させてきた失態を、そもそもハッカーの侵入を回避することよりもより有益だったと信じ込んでいるようです。“Great experience, really good time,” Schaaff said of the hack to GamesBeat.
「素晴らしい経験をさせてもらった。かけがけのない経験だよ。」Schaaff氏はGamesBeaのインタビューにそう答えました。“Though I wouldn’t like to do it again.
「でももう二度と御免だけどね。」
「知恵を出したところは助けるが、知恵を出さないやつは助けない。」
と暴言を吐いた松本元復興担当相と同じ、被害者感情を無視した発言に驚くばかりです。勘違いしている輩をトップに据えておく程世間は甘くないと信じたいですね。
Schaaffさん、アンタも更迭。
[追記]
Eurogamerに追記された内容によると、上記記事は話の流れを無視して一部のみを抜き出してコメントだけ並べて構成されたもので、素晴らしい経験の主語はハッキングされたことではなく「きちんとセキュリティ対策をすれば大丈夫だというのが分かったことはいい経験になった」が本来の話の流れだったようです。
Schaaffさん、あんたは悪くない。悪く言ってすまなかった。
(ドカンくんさん情報ありがとね)