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Wii U 発売時の価格は2万円以上、当面Wii併売 任天堂 岩田社長語る

日経新聞がE3でWiiの後継機 Wii Uを発表した後のインタビューの中で、「現在のWiiと同じ価格(2万円)で売れるとは思わない」と語り、発売当初の価格は2万円を上回るとの見通しを示したことを伝えていました。ライバルのソニーがNGPの価格を発表した中、ユーザーが一番関心が高いと思われる価格を提示しませんでしたが、少なくとも想定価格はあるようです。

任天堂、新ゲーム機「Wii U」発表 当初2万円超か

任天堂は7日、家庭用ゲーム機「Wii U(ウィー・ユー)」を2012年に発売すると発表した。06年に発売した「Wii」の後継機種で、コントローラーに手で触れて操作するタッチパネル方式の液晶画面を搭載する。本体との画面と組み合わせて使うことで新たな楽しみ方を提案し、幅広いゲーム愛好者に売り込む。

 米ロサンゼルスで同日開幕したゲーム見本市「E3」で岩田聡社長が発表した。同社長は新型ゲーム機について「長年ゲームを楽しんでいる利用者、初心者の双方に満足がいく製品を提供する」と狙いを説明した。

 新型機はテレビ画面とコントローラーが連動する。テレビ画面で遊んだゲームの続きをコントローラーだけで楽しんだり、コントローラーの画面に触れることでテレビ画面に映したゲームを操作したりできる。テレビ電話機能なども設けた。

 任天堂の岩田社長は7日に日本経済新聞などの取材に応じ、新型機について「現在のWiiと同じ価格(2万円)で売れるとは思わない」と説明し、発売当初の価格は2万円を上回るとの見通しを示した。また、「Wiiがすぐになくなるとは思わない」と述べ、発売から一定期間は現行のWiiと併売する方針を示した。

 Wiiは家族層を取り込むことで販売を拡大してきたが、新型機では熱心なゲーム愛好者が満足できる作品も投入して利用者の裾野を広げたい考え。米ゲームソフト大手のエレクトロニック・アーツ(EA)の首脳らが対応ソフトを投入する方針を示した。

テレビ電話機能はキーノートで聞き逃していました。Wiiスピークでフレンドコードによる音声通話は実現していましたのでコントローラーにカメラが付いた今、当然考え得る機能です。

Wiiが2万円というのはあくまでも一度値下げした現在の価格の話であり、発売開始時の価格は25000円でした。岩田社長は「現在のWiiと同じ価格で売れるとは思わない」としており、明らかに20000円を念頭に置いた発言です。

しかしWii Uリモコンには6.2インチのタッチパネル液晶画面がついていますので、タブレットPCとまではいきませんが、そこそこのコストはかかるはずです。

ここで3DSの価格を考えてみましょう。
3DSは25000円ですので、仮にWii Uを25000円より安くしてしまうと携帯機である3DSが任天堂のラインナップの中で最も高額な商品ということになってしまいます。

ですので最低でも25000円という線は十分ありうる価格です。

任天堂の値段の付け方はスーパーの特価品のような安そうに見える価格ではなく切りのいい数字ばかりです。少なくともライバルであるPS3の29980円(スーパーの特価品のような安そうに見える価格)より高いということはしないと思いますが、ここは発売当初のWiiの価格25000円あたりを一つの目安として欲しいところです。

現行Wiiを併売するにあたっては当然値下げするでしょう。前回Wiiを5000円値下げしましたので次もWii値下げは5000円を基準にすると思います。となると、Wii Uの発売時のそれぞれの価格は

Wii Uが25000円
Wiiが15000円
と予想しておきます。

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