PlayStation Lifestyleで、鳴りもの入りでデビューしたソニー・エリクソンのXperia PLAY向けPSOneゲームのダウンロード数が、発売している地域が少ないせいもあるが現時点までほとんど売れていない(多くても1000ダウンロード)ことを伝えていました。実際にAndroidマーケットで販売されたPSOneゲームの販売数は以下と報告されています。
- ・Cool Boarders 2: 100-500
・Destruction Derby: 500-1,000
・Jumping Flash: 50-100
・MediEvil: 100-500
・Syphon Filter: 100-500
Xperia Play用ゲームは現在ダウンしているPSNではなくAndroidマーケットで販売されているため、PSNの影響は受けていません。純粋な需要を数値化していると言って良いでしょう。
PlayStation LifeStyleでは、参考までに自サイトのニュースを見ることができるアンドロイド向けアプリである「PlayStation LifeStyle app」は10,000-50,000のダウンロード数だとしています。
どうも(多分)1日あたり(トータルと解説しているサイトもあるので総数かもしれない)のダウンロード数のようですが、最も売れている『Destruction Derby』でも1000ダウンロードの壁を越えることができず、『Jumping Flash』に至ってはほとんど売れていないのが現状です。
Xperia PLAYはスマートフォンであるためベースとなる市場は世界規模で見ると爆発的に広がっていることがら”無限に存在する”といっても過言ではないはずですが、ソニー・エリクソンのマーケット開発担当責任者Dominic Neil-Dwyer氏によると、まだ始まったばかりなのでデバイスの販売環境が整いコンテンツ販売もラインナップが揃ってから評価したいとの意向を示しているそうです。
もちろん日本を始め、まだ発売すらキャリアから告知されていない国もありますので世界的にXperia PLAYが発売された場合には爆発的にゲームも売れるようになる可能性はあります。
発売当初は話題騒然で、SIMフリー端末として日本に輸入されたため品薄でプレミアム価格商品だったかのように見えましたが、発売1ヶ月程しか経過していませんが既に5万円台で販売する店舗も出てきています。SIMフリーiPhone4がいまだに高値安定であることに比べるとXperia Playの日本市場での人気のなさを物語っていると言えるのかもしれません。
■【数量限定大特価!!】ソニーエリクソン プレステ携帯【Xperia PLAY】
PSP goが売れなかった日本ではPSPケータイに市場がないのかもしれません。
Xperia arcが早々と日本市場に投入され、おサイフワンセグ赤外線付きカスタム版日本専売モデルまで開発したソニー・エリクソンが日本にXperia PLAYを投入する決断をしないのは、市場が本当に存在するのかを見極めるべく市場調査を念入りにしているためだとすると、選考発売された海外でも不人気であることが露呈した現在、日本投入の可能性がかなり薄いと思った方がいいのかもしれません。
逆に言うと、基本的にXperia PLAYはANdroid 2.3を搭載した最新のスマートフォンですから欲しい人には嬉しい不人気なのかもしれません。