MCVで、ソニーの代表執行役副社長平井一夫氏が明日PSNでクレジットカード情報漏洩についてのメディアブリーフィングを行うことを伝えていました。4月1日にソニーすべてのコンシューマー製品事業の責任者になった平井氏にとっては重要かつ大きな試練になりそうです。
一方米公式PlayStation blogのPSN問題に関するQ&Aで、漏洩した可能性があるクレジットカードのセキュリティコード(カード裏面に記載されている3桁または4桁の数字でクレジットカードの不正使用防止のため利用される特殊なコード)について、当初「要求したことがない」との記載が「尋ねたとしてもデータベースには保存しない」という記載に訂正されていることや、220万人分のセキュリティコード付のクレジットカード情報を含んだPSNのデータベースがアンダーグラウンドなフォーラムで販売されているらしいという情報(ゲーム最新情報 2011年4月29日のニュース参照)についても指摘しており、全ての情報の整合性が取れるのはクレジットカードのセキュリティコードがデータベースに実は存在し、ハッカーに盗まれたという場合であり、更にPSN個人情報漏洩問題が深刻化することが危惧されます。
セキュリティコードについて、日本の公式サイトでは「クレジットカード番号(セキュリティコードを除く)および有効期限に関する情報を不正アクセス者が入手した可能性を完全に否定することはできませんが、現時点ではそのことを示す形跡は見つかっておりません。」となっており、ソニーはセキュリティコードについては漏洩していないという表現になっています。確かにPSNでセキュリティコードを入力した記憶がないので日本では漏洩していたとしてもセキュリティコードだけは漏れていないのかもしれません。(※私の勘違いで、普通に入力するようです)
ユーザーの不安を解消するには確実な情報を迅速に公開するしかありません。福島第一原発の二の舞にならないよう、平井氏の指導力が試されます。
「あいつではあ菅(アカン)」とならないようしっかり説明責任を果たして欲しい、というのがPSNユーザーの思いです。