昨日
発売からわずか1年半 PSP go ひっそりと生産中止へ?
の記事に書きましたが、生産中止ではないという内容の記事にさせていただきました。
ところが、この表現は半分正しくて半分誤りでした。つまり、どこにも間違った情報が流れていなかったことになります。
ファイル・ウェブで、SCEが「PSP go」の生産・出荷を完了したと発表したことを伝えていました。(とりさん情報ありがとね)
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、PSP goの生産と出荷を完了したと正式にアナウンスした。今後は市場在庫のみの販売となる。
PSP goは2009年11月1日に発売。UMDスロットを搭載せず、内蔵メモリーにゲームをダウンロードして使用する新たなスタイルを採用して話題を集めた。発売当初の価格は26,800円(税込)だった。
その後、発売から約1年が経った2010年10月26日に、価格を16,800円(税込)に値下げしていた。
ちなみに公式サイトにはまだ発表がありません。
昨日SCEインフォメーションセンターに聞いた時には
「PSP goは生産中止ではない。そういった情報はない。」
と言われました。
では、おそらくプレスリリースだけメディアに流したのであろう発表後の今日、もう一度取材しました。
(昨日も聞いたんだけどなぁ…1日で変化があった訳じゃないだろうに…)
昨日は男性のオペレーターでしたが、今日は女性のオペレーターでした。従って昨日聞いたのにコノヤロー的な暴言は吐かず紳士的にお話をうかがいました。
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PSPgo は生産完了ですか
「はい、さようでございます」
現時点でもう生産していないということですね?
「もう出荷が完了しておりますので現在は販売店様の在庫のみとなります。」
日本だけですか?世界的にも生産中止ですか?
「日本以外は継続しておりますが、需要の状況にあわせて検討していきます。」
つまり、
店員佐藤氏が聞いた話は日本での話ですので事実です。
昨日のインフォメーションセンターの男性は単なるオペレーターなので責めたくはありませんがあれだけはウソでした。
EurogamerやMCVがSCEEから聞いたGo生産中止の否定は海外ではそのまま継続ですので(しかし「需要の状況にあわせて検討」ですので遅かれ早かれ…)事実です。
私が関係者の方から聞いた「生産中止の話はない」のは、海外で継続するためですので事実です。
したがって、手に入らなくなるのは我々日本だけで、他地域に(当面)変化がないということでした。
北米・欧州でPSP goが売れなければいずれにせよこのままフェードアウトです。もともとE3で発表し海外で先行発売したくらいですから、今はPSPが一番売れてる日本市場も実際にはあまり重要視されていないのは変わっていないということです。来るべくして来た結末かもしれません。
さらば、PSP go。
買ったの2台だけにしておいて良かったよ。
[追記]
AV Watchで、SCEが出荷完了の理由について年末から順次発売を予定しているNext Generation Portable(NGP)に注力するためと説明したことを伝えていました。当然ですが修理などのサポートやファームウェアのアップデートなどは引き続き行なうそうです。いくらアップデートされても既に死に体ですからハッカーの皆さんは徐々に離れていくことでしょう。これも当然ながらPSP- 3000は「販売を継続し、今後も注力していく」そうです。
育成方法を間違えて芽が出なかった有望な2年目の若手選手を解雇して、ベテランにもう一花咲かせるべく頑張ってもらう計画です。来年のドラフトまでですけど。(その後引退勧告の準備してるのは今は口に出さない、みたいな。)