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photofast CR-5400 レビュー

上海問屋さんからCR-5400が届きました。


宅急便しか選べませんでしたが、封筒を見るとなぜメール便が対応できないのか理解に苦しみます。早く欲しかったので選べたとしてもメール便にはしませんでしたけど。

裏を見ると櫛状のところが低いのでリコール対策版ですね。

2枚刺しで容量が加算されるのは当たり前、まもすけが知りたいのは「どういう仕組みになっているのか」です。


512MBのSANDISK製microSDと1GBの上海問屋オリジナルmicroSDを使って実験しました。2枚刺すとトータル1.5GBになります。
スロット1に1GB、スロット2に512MBを入れました。

1枚刺しのときにはスロット1に入れると認識しますがスロット2だけだと認識してくれません。(PCでもPSPでも同じ)
1枚しかmicroSDカードがないときには必ずスロット1に入れる必要があるようです。

2枚刺した状態だと、PCやPSPでは完全に1枚のメモリースティックと同じ扱いです。
メーカーや容量が異なっていても関係ないようです。

ただし、PSPでフォーマットした後にスロット1とスロット2のmicroSDカードを互いに入れ替えるとPSPでは再フォーマットを要求されます。(認識はするみたいですね)

さて、ここで実験をしました。
750MBと560MBの2つのファイルをCR-5400へ書き込んだ時に、microSDには果たしてどのように書き込まれるのか?


この754MBと560MBの2つのファイルをCR-5400に書き込みました。
スロット1には1GB、スロット2には512MBが刺さっているので、先に754MBを書き込んだ後に560MBを書き込みました。


同じ容量のmicroSDでなくとも動作することから少なくともraidではないことが分かります。
だから速度が早くなるわけではなさそうです。
試しに1GBの中身をPCでのぞいてみました。


なんと、容量が1.41Gあるではないですか!つうことは管理情報はスロット1のmicroSDがすべて受け持っている?
試しにスロット2の512MBを見てみるとPC上でマウントはされますが(容量も1.41GB)開けません。


しかし1GBはPCで開けます。なんと、754MBと560MBの2つのファイルが入っているではありませんか!


1GBに1.3GB入るなんていう夢のような話があるはずないので、ためしに2つのファイルをPCへコピーしてみました。
すると、書き込み時に先に行った754MBはコピーできましたが560MBのファイルは途中で止まりました。どうやら560MBのファイルは分割されているようです。
ファイルを書いたり消したり繰り返して断片化したら2枚そろっていないとファイルとして成り立たないと思われます。

○まとめ
・容量、メーカーが異なったmicroSDでも使用可能
・使い道のなくなった2GB以下のmicroSDカードの現役続行
・microSDを1枚だけ使うときはスロット1へ
・2枚刺した後フォーマットしたら入れ替えたりしないように
・ファイルが断片化すると片側のmicroSDカード死亡で全滅の恐れ

安くなった4GBのmicroSDカード2枚刺しで8GBにするよりは、転がってる2GBや1GBを有効利用するほうが個人的にはお勧めです。

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