ZeroRCO Patcher一覧

ゲーム最新情報 2011年3月8日のニュース

●/talkフォーラムで、kgsws氏がPSP-1000(TA-079)でしか動作確認できていないとしながらもPSPのHENを再起動後も有効にできるためCFWの恒久的なインストールに繋がるかもしれないとしてそれを実現するモジュールfake lfatfsをリリースしていました。試したい場合の方法は以下だそうです。

    – OFW 6.20をインストール
    – HENをインストールしてPSP Filerを起動
    – オリジナルのlfatfs.prxを取り出す
    – オリジナルのlfatfs.prxを復号し、kirkヘッダーを後で偽装暗号化する時に使うので入手しておく
    – fake lfatfs.prxをコンパイルする
    – append zeros to fake lfatfs.prxにゼロを付加し、非圧縮状態でもとのファイルサイズより大きくしておく
    – gzipでfake lfatfs.prxを圧縮し、オリジナルのgzip圧縮したlfatfs.prxより少なくとも16バイトは小さいサイズにする
    – 何らかの暗号化ユーティリティでfake lfatfs.prxを暗号化する。オリジナルのlfatfs.prxやkirkヘッダーなどは別途保存しておく
    – fake lfatfs.prxをflash0:/kd/のオリジナルlfatfs.prxに上書きコピーする
    – PSPを再起動する

●PSP Custom Firmwareで、Ozone氏とCode_R3D氏がPSPのカスタムファームウェア6.35 X33-X1 Betaをリリースしたことを伝えていました。FAKEではなかったようです(ゲーム最新情報 2011年3月4日のニュース参照)。VSH Menuでの不具合の修正とゲーム中にフリーズする不具合の修正が行われたそうです。

●Elite PSP Gamerzで、NightStar3氏がPSPの6.20/6.31/6.35でカスタマイズしたリソースファイル(.rco)やgamebootファイル(.pmf)をメモリースティックやPSP goの内蔵flashから読み込むことができるプラグインZeroRCO Patcher v0.2をリリースしていました。

●PSGrooveで、Crisetbets氏がHomebrewの互換性が十分とは言えないWaninkoko氏のCFW v3.55 v2の機能を補完すべくバックアップマネージャーGaia Managerを改良したGaia Manager for Waninkoko’s CFW v3.55をリリースしたことを伝えていました。Gaia Manager自体は全くアップデートしておらず、単にCFW v3.55 Waninkokoに対応させた形のようです。

●PSCrunchで、Hades TeamのNesi_Tor氏が初期バージョンのCFW WaninkokoでbrickしてしまったPS3を修復してくれるユーティリティCVOS v3.1 BETAをリリースしたことを伝えていました。ただしスペイン語表記だそうです。

●PSCrunchで、Graf_Chokolo氏が改良版PS3 Linux kernelとPS3 Dispatcher Manager(PS3DM)をリリースしたことを伝えていました。Graf_Chokolo氏曰く、裁判で押収されたPS3とPCが戻り次第活動を活発化させると宣言しているようです。

●PS3-ITAで、DarkHacker氏が発見したexploit(ゲーム最新情報 2011年3月7日のニュース)についてDarkHacker氏はPS3でHomebrewを実現できるMODチップにつながるとの見通しを示したことを伝えると共に、もしMODチップが実現すればexploit対策の術がないため訴訟を起こしても意味がなくなるだろうと伝えていました。ホントかな?ジョークexploitなのでは?

●exophaseで、SCEワールドワイド・スタジオ社長 吉田修平氏がNGP(PSP2)の開発への取り組みの姿勢はSCEワールドワイド・スタジオ以外の開発者やパブリッシャーへ足を運び意見を聞いてそれを製品に反映させていた初代PlayStationの頃を思い出させると語ったことを伝えていました。NGP(PSP2)への本気度を示したかったようです。

●Developで、SCEワールドワイド・スタジオ社長 吉田修平氏がAndroid端末でPSコンテンツが楽しめるPlayStation Suiteについて開発の主役は小規模の開発スタジオだと語り、iPhoneコンテンツの開発者の参加を呼び掛けていることを伝えていました。

●Wii-Homebrewで、hamachi-mp氏がWiiのHomebrew Channelと同等の機能を持つオープンソースユーティリティーHomebrew Filter r32をリリースしたことを伝えていました。オンラインでChannel Installerからのみ利用可能(dolファイルは提供されないがオンラインアップデートには対応)、言語ファイルがフォントとテーマが個別ダウンロードに対応、SDとUSBのソート時のバグ修正、設定のNANDへの保存に対応などが変更点です。

●オーストラリアの販売店OzModChipsに中国からAmazekardなるニンテンドー3DSで動作するFlashcartの動画が送られてきたそうです。名前もカーネルもAcekardのクローンにしか見えないところがオドロキ。

●Pocketlintで、任天堂が今年のE3でWii2を発表するという噂があることを伝えていました。そのWii2はブルーレイを搭載しプロジェクターを内蔵しているらしいです。

●VG247で、Wedbush MorganのアナリストMichael Pachter氏がマイクロソフトは今年のE3でXbox 360とKinectのセット価格を300ドル以下になるよう値下げするとの予測を示したことを伝えていました。その値下げをきっかけにWii、PS3も値下げに踏みきり、今年の年末商戦でのゲーム機本体の価格は今より50ドルは安くなっているだろうとの予測もしているそうです。

●ツイッターで、plum氏がPSPのXMBの操作をLRトリガーやアナログスティックでもできるようにするプラグインctrl.prxをリリースしていました。

●Developで、マイクロソフトがXboxコンソールアーキテクチャグループの”グラフィックハードウェア設計者”と”パフォーマンスエンジニア”の人材募集広告を出していることを伝えていました。次世代ゲーム機をコンセプト段階から携わる仕事と表現しているためXbox 720とも言われていた次世代Xboxは現在開発の極初期段階で、XboxおよびXbox 360は開発期間が24ヶ月だったことからXbox 360の次世代機は計算上2013年発売で、発表自体は2012年のE3で行われるだろうとしています。


ゲーム最新情報 2011年2月1日のニュース

●PS3NEWSで、JaicraB氏がPS3のファームウェアアップデートのプロセスで’BD FIRMWARE’と’Blu-ray Disc Player Revoke List’の部分をスキップし、ブルーレイドライブをアップデートせずにシステムをアップデートするためのPatched LV2Diag.selfをリリースしたことを伝えていました。ダウングレードやアップデートによりブルーレイ再生ができなくなったりすることを回避できるようです。

●PSGrooveで、Hideki氏がファームウェア3.55以下のPS3でプロキシを利用しPSNに接続することができるユーティリティSimple PS3 Proxyをリリースしたことを伝えていました。

●PSGrooveで、jjolano氏がPS3のオープンソースFTPアプリケーションOpenPS3FTP v1.2をリリースしたことを伝えていました。パッシブモードの修正などが行われたようです。

●PSGrooveで、Dean氏がゲームやAVCHDのファイルマネージャー機能を持ちFTP機能や AVCHD 、ブルーレイ再生機能をも統合したマルチ管理ツールmultiMAN v1.15.00をリリースしたことを伝えていました。なんだかよく分かりませんが、外付けUSBドライブからの”Black Screen Games”をサポート、ブルーレイからAVCHDへの変換の不具合修正、リモートプレイのメモリー割り当てを変更などが行われたようです。

●後藤弘茂のWeekly海外ニュースで、SCEが新ポータブルゲーム機「NGP」に至るまでの道のりという記事が掲載されていました。ハードウェア面からみたNGP(PSP2)について考察していますが、全体的には批判調です。
・汎用品を使ったことに伴いPS3に迫るパフォーマンスは噂倒れで数年後の性能の陳腐化の恐れがある
・iPhone/Androidの影響でスマートフォンライクに進化しなかったことは幸い
・NGPとPlayStation Suiteで、ゲーム機らしいNGPの戦略と、ゲーム機以外でゲームの土台を広げるという 2正面での戦略
・NGPのOSは、これまでのSCEゲーム機のOSと同様独自OSを採用するが、4個のARM Cortex-A9コアがあってもOSとライブラリに1コア割り当てられ、ゲームでは実質3コアCPUとなる
・ライブラリが常駐するためメモリが512MBあっても、ゲーム側で使える量はかなり限られる
・NGPの開発機も、昨年(2010年)末からデベロッパに配布されているらしいが、現行PSP並みに広がるにはまだ時間がかかる
・NGPというコードネームは、今回の発表の直前に出てきたもので、当初からのプランではない

●GBAtempフォーラムで、XFlak氏が任天堂Wiiに必要な純正系ハック系のファイルを自動でダウンロードしSDカードに保存しておくことができるPCユーティリティModMii for Windows Version 4.4.7をリリースしていました。推奨cIOS 249/250としてIOS37/38/56/57ベースのcIOS249[XX]-v21d2xを追加、BATHAXX exploitを追加、日本版4.3 WiiのexploitとしてIndiana PWNSの選択を可能に(意味ない)などが変更点です。

●PS3MFWで、Kakarato氏が関わっているPS3のCFWを作るプロジェクトProject PS3MFWが発表されていました。近くPS3MFW Builder v0.1というPS3のCFWを作るツールが公開されるようです。

ps3mfw

●SCEJが、PS3の新色サテン・シルバーを数量限定で2011年3月10日から発売すると発表していました。160GB版が29,980円、320GB版が34,980円です。

●PS3-ITAで、Graf_Chokolo氏がPS3でLinuxを起動させる仕組みの鍵を握るVFLASH(ゲーム最新情報 2011年1月31日のニュース参照)を利用しPS3をCFW 3.55とOFW 3.56のデュアルブート実現の可能性に言及していたことを伝えていました。ただし簡単な話ではないようで、仮にISOローダーテーブル切り替えを実現できるHypervisorが実現できれば、という条件があるようです。

●PS3-ITAで、Waninkoko氏と親交があるらしいXtreme氏がPS3のCFW3.56に成功(ゲーム最新情報 2011年1月30日のニュース参照)したが公開できない理由について、3.56のアップデータから変更になった署名の秘密鍵の影響で仮にCFW3.56をインストールしてしまうと新しいファームウェア(3.57など)へのアップデートが不可能になるためだと伝えていました。そのため一旦は3.55へのダウングレードが必要になるが、安全でbrickしないダウングレーターはまだ完成しておらずテスターにとっても非常に危険な行為だとの認識があるために公開できないそうです。

●YouTubeで、ソニーのNGP(PSP2)初のインプレッション動画が公開されていました。PSP goと比べていますが、思った以上に大きくて厚みがあるようです。(Nakkanさん情報ありがとね)
https://www.youtube.com/watch?v=nOVOvf0cE3s

●PSX-sceneで、Drizzt氏がSexy ManagerとOpen ManagerをベースにしたPS3のバックアップマネージャーGaia Manager v2.07をリリースしたことを伝えていました。CFW 3.55(Wutangrza/Kmeaw)をサポートし、バックアップ起動の際に必要なLV2 Patcherを自動パッチするようにしたそうです。

●elitepspgamerzで、NightStar3氏がPSPの6.20TNでflashを改変することなくカスタムマイズしたrcoファイルやgamebootファイルをメモリースティックやPSP goの内蔵ストレージから読み込むことができるプラグインZeroRCO Patcher v0.1をリリースしていました。次期バージョン(v0.2)ではより多くのrcoファイルをサポートする予定があるそうです。

●CVGで、Geohot氏らがPS3ハッキングツール公開の一時差し止め請求を受け、デジタルミレニアム著作権法に基づくソニーからの要求でコード共有ウェブサイトからPS3のCFW関連ファイルを削除されたと伝えていました。