Sharkive一覧

GameGaz Daily 2023.12.31

●The Guardianで、記事を担当したKeza MacDonald氏が京都の任天堂本社を訪れマリオの生みの親として知られる任天堂の宮本茂氏へのインタビューを行い記事を掲載していました。インタビューでは宮本茂氏が入社してから今に至るまでの話を聞いています。宮本氏はあまりメディアに出ることが好きではないらしく、確かに宮本氏の経歴についてのインタビュー記事は目にした記憶がありません。宮本氏は71歳で通常なら引退する年齢ですが、「引退することは考えたことがないですが、倒れたときのことは考えてます。物事は5年スパンで考えないといけませんから何かあったときに誰に託すか、ですね」と語っていたのが印象的でした。倒れるときが必ず来ますから、任天堂が宮本氏と共に倒れるようなことがないよう願っています。

●GitHubで、ITotalJustice氏がAtmosphereやHekate / Kosmosで必要なsigpatch(Nintendo Switchで公式に署名されていないパッケージファイルに署名をするパッチ)をSwitch本体で直接ダウンロードすることができるユーティリティSigpatch-Updater v0.3.0をリリースしていました。パッチのダウンロードURL更新やダウンロードのキャンセルに対応したことなどが変更点です。

●GitHubで、 BernardoGiordano氏がチートエンジンを実装した3DSのLuma3DS 9.1以降に対応したGatesharkチートコードマネージャーSharkive run-5-956e6e237e90838f43f493c87a9d86095f2362baをリリースしていました。build-cheats.ymlを更新したそうです。

●GitHubで、SKGleba氏がPS Vitaが持っている「SDブートモード」で使用するハードウェアの回路図や起動に使うペイロード、スクリプトなどをまとめたプロジェクトpsp2sdbootを更新し、ツールやガイドも公開していました。psp2sdbootはPS VitaでPSPのパンドラバッテリーのようなサービスモードを利用できるようにするものです。以前はまだリポジトリの完成には時間がかかるとされていましたが、ようやく完成です。「買ってきて付けるだけ」「ダウンロードして実行するだけ」とは別次元ですので気軽に手を出せる方は限られます。ご注意を。併せて使うJigに関してはクライアントと回路がhttps://github.com/SKGleba/bertで公開されています。ポン付けではなく要複数ハンダ付けです。

●GitHubで、stooged氏がワンボードマイコンRaspberry PIをPS5でDNSサーバーやウェブサーバー、exploitホストとして利用するPS5 PI Serverをリリースしていました。

●GitHubで、aldostools氏がバックグラウンドでPS3のタスクを実行できるVSH PRXloader向けのプラグインとしてPS3のファイルやフォルダをウェブ(AndroidやiPhone、PCなど)経由で閲覧したり、リモートやXMBからISOをマウントしたりすることができるユーティリティwebMANの非公式アップデート版webMAN MOD 1.47.45を更新していました。prepISO_1.31.pkgと webMAN_MOD_1.47.45_Installer.pkgが更新されています。

●GitHubで、jimbob4000氏がPS VitaのゲームをランダムでプレイすることができるランチャーアプリケーションRandom Vita Game Launcher v1.0をリリースしていました。デフォルトではVitaのゲームだけが選ばれますが、設定でHomebrewを追加したり起動したくないゲームを外したりできます。
Random-Vita-Game-Launcher

●GitHubで、JoseAaronLopezGarcia(Acid_Snake)氏がPS VitaのePSP向けカスタムファームウェアARK(eCFW ARK)をPSPに移植したARK-4 v1703983144をリリースしていました。

●GitHubで、 Northfear氏が『X-COM: UFO Defense』のオープンソース版『OpenXcom』をPS Vitaに移植したOpenXcom-vita(OpenXcom Extended) v.7.10.0-vita.1をリリースしていました。

●ScummVMチームが、クラシックグラフィックアドベンチャーゲームエンジンScummVM 2.8.0をリリースしていました。RetroArch移植のリライトによりAtariがネイティブにハードウェアとやりとりするようになったことなどが変更点です。

●GitHubで、WinterMute氏がWii/GameCube Homebrew開発用Cライブラリlibogc 2.5.0をリリースしていました。実際のSHAブロックサイズと混同しクラッシュしたりしないよう定義名を修正したことなどが変更点です。

●GitHubで、Nintendo Switchエミュレータyuzu開発チームがyuzuのAndroid版 yuzu-android-177をリリースしていました。


GameGaz Daily 2018.8.3

●Engadgetで、2018年6月に北米で最も販売台数が多かったゲーム機はPS4でもSwitchでもXbox OneでもなくNES Classic Edition(ファミコンミニ)だったことを伝えていました。NES Classic Editionは海外では一度は販売終了となったものの6月29日に販売再開されましたのでわずか2日の販売日数でトップに躍り出たような印象を受けますが、販売台数の調査をしているNPDの6月の集計期間は6月3日から7月7日ですので実際には集計した販売期間は2日間ではなく9日間になります。

●GitHubで、fgsfdsfgs氏がGoldSrcエンジン(Valveが開発したゲームエンジン)互換のXash3D-FWGSをVitaに移植したvitaXash3D Multiplayer fixをリリースしていました。サーバーリストを有効化してマルチプレーヤーの問題を解消したことが変更点です。ただし前バージョンのセーブデータには非対応となります。

●PSXHAXで、DimosGsxR氏がドラッグ&ドロップでPS4のFSELFファイルをELFファイルに変換することができるWindows向けユーティリティUnFSelfをリリースしたことを伝えていました。

●GitHubで、 BernardoGiordano氏がチートエンジンを実装した3DSのLuma3DS 9.1以降に対応したGatesharkチートコードマネージャーSharkive 1.0.0をリリースしていました。
使い方は以下です。
1: Sharkiveを起動する
2: チートをするゲームのチートコードをダウンロードする
3: チートをするゲームを起動する
4: Luma3DSのRosalinaメニューを開く
5: トップにあるCheatsセクションでチートを適用しゲームにもどる
Sharkive

●rajkosto氏が、SwitchのNANDダンプデータを復号しモディファイすることができるWindows向けユーティリティHacDiskMount 1.0.5-5をリリースしていました。クラッシュする不具合の修正が変更点です。

●GitHubで、d0k3氏がニンテンドー3DSのSDカードやNANDパーティションのファイル/フォルダコピーや削除、リネームなどを行うことができるファイルブラウザGodMode9 1.7.1をリリースしていました。フォントがデフォルトで設定できるようになったことや、トリミングツールが複数ファイルを一度に対応できるようバッチで動作するようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、RedGuyyyy氏が特殊チップSA1をサポートしたスーパーファミコンのFlashカートリッジSD2SNESのファームウェアsd2snes sa1_v02をリリースしていました。昨日開発中であるとお伝えしたものです。

●rajkosto氏が、Nintendo SwitchのファームウェアパッケージをmicroSDから直接インストールすることができるユーティリティChoiDujourNX 1.0.1をリリースしていました。ダウングレードや低いファームウェアでもexFATに対応させたりなどもできるようです。ファームウェアパッケージはゲームカードから抜き出します。時間があれば別記事書きます。
ChoiDujourNX