Switchエミュレータyuzu ゲーム起動が可能に

Nintendo Switchエミュレータyuzu開発チームが実際にゲーム起動に成功したとしてデモ動画を公開していました。


Nintendo Switchエミュレータプロジェクト yuzuが発表されたのは今年の年明け早々でした。当時(と言っても数ヶ月前ですが)はHomebrew開発や調査目的が目標とされていてバックアップゲーム起動などは、仮にできたとしてももっと先の話のはずでしたが、なんと、既にゲームが起動するところまで来てしまったのです。

短いビデオですが、現時点でのyuzuをご覧ください。

以下の3つのゲームが実際に起動しています。

・The Binding of Isaac: Afterbirth+
・Puyo Puyo Tetris
・Cave Story+

『The Binding of Isaac: Afterbirth+』はランダムにクラッシュする上に速度が遅いですが実際にプレイ可能、『Puyo Puyo Tetris』はタイトルだけ、『Cave Story+』は冒頭だけ、とエミュレートにばらつきがあり、しかもそれ以外のゲームは動かない状況ではありますが、たかが数ヶ月でここまで行くのは驚きです。実際にバックアップゲームが起動したことから、yuzuの開発の方向性は間違っていないことがこれで証明されたことになります。

チームによると、PCはスペックが高ければ高いほどよく、GPUもOpenGL 4.3以降の環境を推奨しています。

今後の大きな目標は2つ。
一つはより多くのゲームを起動させるようにすること、そしてもう一つはNvidia Maxwell GPUのエミュレートを向上させること。特にMaxwellへの取り組みは「チャレンジング」だと表現し、この数ヶ月間は重点的に取り組みたい意向です。

想像以上に進化しているyuzu。今後の進化に大いに期待できそうです。

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