セガがゲーム機市場へ再参入!え?そっち??

産経ニュースで、セガゲームスが家庭用ゲーム機市場への再参入を検討していると伝えていました。


スマートフォンゲームに席巻されているゲーム業界にも関わらずこのタイミングで、しかも過去一度も勝者になれなかった実績にも関わらず再参入?と疑問に感じた方、それもごもっともですが、セガが狙うのはゲーム市場の中でも最近になって売れることが分かったあの分野、つまり無謀な冒険と評価されかねない新型ゲーム機での再参入ではなく、メガドライブの復刻版の販売という内容です。

任天堂のファミコンミニやスーファミミニと同様の流れですね。任天堂の成功を見極めたところでの二匹目のドジョウ狙いです。

さらには、わざわざ再参入という表現を使う産経は大げさではないかと感じる内容をここでお伝えします。

セガは今からメガドライブミニでも開発するのかというとそうでもなく、セガから公式に認定され、台湾で北米や欧州向けに委託生産されて昨年販売されたメガドライブの海外向け復刻版「セガジェネシスフラッシュバック」を輸入販売することを「検討している」という内容が「再参入」と表現された中身です。

セガゲームスは他社プラットフォーム向けに過去のタイトルの画質を向上させたHDリマスター版の発売なとも検討しているようですが、それでも再参入との表現はかなり大袈裟に感じます。

果たして、セガジェネシスフラッシュバックでファミコンミニのような争奪戦は繰り広げされるのでしょうか。スーファミミニはもう普通に購入できますし、そもそもファミコンやスーファミほど売れなかったためユーザー数も少ないゲーム機を懐かしいと感じて手を出すユーザーがどれほどいるのかと疑問は感じます。そこまでおっさんホイホイ度は高くない気もしますが…だからこそセガジェネシスフラッシュバックを昨年日本では売らなかったのでは?

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