PS Vitaにカーネルexploit 3.51での利用に向けトリガーゲームタイトルも発表

Hackinformerで、qwikrazor87氏がPS VitaのePSPで対策されていないカーネルexploitの存在を確認したと伝えていました。既に存在が分かっているカーネルexploitの一つが3.51で動作した(対策されていなかった)ことが明らかになったという話ですが、それを受けkatsu氏がセーブデータexploitを公開しました。

katsu氏のゲームタイトルは『Puzzle Scape』で、欧州、豪州、ニュージーランド、香港のストアでminisとして販売されている安価なゲームタイトルですので、残念ながら日本版はありません。最新ファームウェアの3.52で動作します。

現時点で確認できているのはいわゆる”Hello World”と同じ自作コード(画面がフラッシュする)の実行で、VHBLではありません。

実はこのタイトル、過去に対策済としてリストアップされているブラックリスト掲載タイトルです。いわゆる復活組exploitのようですね。

今回のゲームタイトルの突然の公開は

qwikrazor87氏が3.51でまだ生きていたカーネルexploitがあると確認したことを発表(ツイッターで)

3.51でカーネルexploitの動作のトリガーに使うユーザーモードexploitがない

katsu氏が過去に一度は対策されたものでVHBL移植もしてない安い『Puzzle Scape』を3.51で動くから使おうよと公の場(ツイッター)で発言

『Puzzle Scape』が3.52での動作も確認された

という一連の流れの中での発表です。

ただ、実はそのカーネルexploitが最新ファームウェアである3.52で動作するかどうかについては言及がありません。RejuvenateやPSM+が3.52では対策されてしまっているため3.52へのアップデートをしていないqwikrazor87氏が3.51でしか動作確認ができていないだけだったりするのかもしれません。

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