新たなWebkit exploit発見 Vitasploit for 3.36

wololo.netで、PS VitaとPS4で有効な新しいWebkit exploitが発見されたと伝えていました。

いきなり残念な話になりますが、このWebkit exploitはVitaの3.50ファームウェアですでに対策されてしまったものです。現時点では3.36以下のファームウェアのVitaであれば利用できると言うことになります。

Vitaの3.3xで動作する、新たに発見されたWebkit exploitは未確認ながらPS4の2.50以下でも動作する可能性があるようです。2.51については不明ですが、対策されている可能性はあります。

かつてVitasploitと呼ばれていたPS Vita初のpネイティブexploiは3.30で対策されてしまいました。同じ脆弱性がPS4でもありましたが、PS4の方は2.00のアップデートで対策されています。それよりは新しいファームウェアで動作する新Webkit exploitが見つかったことで今後シーンが盛り上がりそうです。

このexploitは、個別製品中の脆弱性に与えられる一意の識別番号「CVE識別番号」((CVE-ID)がCVE-2014-1303で、その脆弱性により任意のコードが実行できる可能性があるというものです。Vitaにはxyz氏がexploitを移植しました。

3.50で対策されていることが残念ですが、今後の開発に期待がかかりますね。

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