流出したPS3のCFW Rogero CEX 4.60についてRogero氏がコメント

先日、Rogero CFWのテスターであるpauline45氏がPS3 4.60ベースのカスタムファームウェアRogero CEX 4.60 v1.00を流出させました。そもそも流出したバージョンにはmultiMANの動作に問題があることは分かっていましたが、開発した当の本人であるRogero氏が流出後初めて公式コメントを発表していました。

Rogero氏は比較的淡々と流出した事実に対して感情を表にすることなくコメントしてます。

あれは確かに私が作ったものですから、危険なものではないことは間違いありません。何台ものPS3のFat/Slimでテストは実施済ですし、brickもしていません。

残念ながら流出したものは本当に目下開発中のものなのです。OFW 4.60はBDファームウェアとLV2カーネルが変更されているのです。

ですから、全モデル(特にFatモデル)で問題なく動くようにきちんとパッチできて、オリジナルのブルーレイディスクの再生に一切問題がないことが確認できるまでは一般公開はするつもりがありませんでした。

時間がなくて手が付けられませんでしたが、テスト目的に限定して親しい友人には渡していました。テストバージョンが流出してしまいましたが、完成できるかどうかは現時点では分からないとしか言いようがありません。

どうもPS3初期モデルであるPS3 Fatでの動作に不具合が出る可能性があるバージョンのテスターによる流出というのが今回の真相のようです。(multiMANの問題はあるものの)インストールしたからと言ってPS3がbrickする(起動しなくなる)ようなことは今のところは可能性が薄そうです。

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