TN-V4はこうなる VSH/リカバリーメニューの色変更も可能

wololo.netで、Total_Noob氏が公開を予定しているCEF 6.60 TN-V4の変更内容を公開していました。

この記事はTotal_Noob氏とも親しいThe Z氏によるもので、Total_Noob氏本人の発表ではないものの公式発表と言っても過言ではありません。

TN-V4の対象となるのはPS Vita 2.20-3.00で、それぞれに用意されるようです。(全部のexploitが対象ではない可能性ももちろんあります)

    ・FW 2.1Xでの拡張メモリーサポート(FW 2.1Xのみ)

    ・PS Vitaでのレジストリ変更をリカバリーメニュー内に設置(Registry hacks ->) :レジストリはPSN、言語設定、ボタンアサイン、パスワードロック、日時、アドホック、Wi-Fiに適用

    ・最初の使用時に自動的にリカバリーで起動する機能の追加(エラーメッセージが表示されることがなくなります)

    ・‘Fix exploit savedata’設定の追加 (本項目を有効にするとexploitを発動させずにゲームをプレイすることができるようになる。セーブデータフォルダの最初の2文字が’TN’に置き換わる)。XMBでのexploitゲームの非表示が可能。

    ・GCLiteサポートのISOカテゴリの追加

    ・HOMEボタンと♪ボタンの割り当て変更機能(Advanced -> Advanced configuration ->)。ボタン選択がない場合はLiveareaボタン(青いPlayStationボタン)長押しでHOMEボタンをシミュレート。
    上/下/右/左/START/SELECT/○/×/△/□/L/Rから選択可能
    (ボリュームボタンとタッチスクリーンは使用できない)

    ・6.60カーネルモジュール復号パッチ追加

    ・CPUのアンダークロックの不具合の修正

    ・ブルースクリーンが表示されるエラーの修正

    ・公式msfsドライバーのバグ修正

    ・TV-V3に存在した不具合の修正

    ・オリジナルPSコードリージョン決定の不具合の修正

    ・Livearea画面に移動できない不具合の修正

    ・VItaのOSK(オンスクリーンキーボード)表示の際のHOMEボタンシミュレートの不具合修正

    ・マイナス表示にならないような温度と電圧のダミー関数の採用

    ・ISOキャッスコアの改良

    ・‘Install Addon’機能の改良。リカバリーメニューから削除し常時有効に。

    ・flash0エミュレーションでウェイトがかかるセマフォ(並行して動作しているプロセス間で同期を取ったり割り込み処理の制御を行う機構)の削除(テーマ設定で影響あり)

    ・VSHメニューとリカバリーメニューの表示の変更。メニュー内の色表示変更にも対応
    色は赤/青/緑/紫/シアン/黄の設定が可能

かなり多岐にわたる改良ですね。

以前から拡張メモリーサポートは2.12までだと言われていましたが、これはPS Vita側の変更に伴うもののため止むを得ません。PS4との連携機能を取るか、Homebrew互換を向上させる拡張メモリを取るかの二者択一ですが、今後のことを考えると最新ファームウェアであることを優先すべきではないかと思います。

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『TN-V4はこうなる VSH/リカバリーメニューの色変更も可能』へのコメント

  1. 名前:とり 投稿日:2013/12/02(月) 19:29:41 ID:473e84ddd 返信

    拡張メモリーのサポートは美味しいですね…
    一部のエミュでキャッシュを生成する必要なくなりますし
    メモカのダイエットにも繋がるので