2.12 VHBL by qwikrazor87 ただしUS版のみ

wololo.netで、qwikrazor87氏がPS Vitaの最新ファームウェア2.12向けのVHBL移植に成功したことを伝えていました。

PS Vitaの最新ファームウェアで動作する、移植が済んでいるVHBLにはThe Z氏のVHBLがありますが、JP版とUS版が存在しないゲームを利用していることから利用できるユーザーが限られてしまいます。全リージョン対応のVHBLが出てこればそちらを優先すべきであることに加え、Vitaの新機能のためのファームウェアアップデートを待った方が良いとの考えからThe Z氏のVHBLリリースは様子見となっています。

そんな中、qwikrazor87氏がwololo氏にVHBLを移植したと連絡が届いたそうです。

現時点では既に移植は完了しているものの、最新のVitaにはPSP/GAMEにファイルをコピーできない=Homebrewをインストールできないという対策が施されており、その回避策がqwikrazor87氏の移植したVHBLには実装されていません。その分の改良をwololo氏が行うそうです。テストの結果が問題なければリリースに向けて動き出しそうです。

最近Vitaシーンが盛り上がりにかけているのでその起爆剤として期待したいところですが、残念なことにThe Z氏のexploit同様販売されているリージョンが限られているゲームのexploitを利用しています。具体的にはUS版のみで、JP版とEU版は存在しません。

wololo氏は少しでもVitaシーンを盛り上げようと、今qwikrazor87氏のVHBLのゲーム購入に使えるUS版のPSNコードを商品としたコンテストを計画しています。

Vitaは複数のアカウントのリージョンには対応していないので、何れにせよUSリージョン専用のVitaを持っていないと日本では今qwikrazor87氏のVHBLは楽しめません。

VHBLに最も適したゲームは全世界で同じものが販売されているマルチリージョンのもですが、その中でもexploitを持っているものという条件に当てはまるものが無限にあるわけではないことと、xploitが見つかってHello Worldが起動しても、必要な関数が足らなければVHBLの移植は簡単ではないことから皆が楽しめるVHBLの移植は簡単なことではありません。exploitの数=VHBLの数でないのです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする