ニンテンドーWii U、EA (Electronic Arts)に見捨てられる





kotakuで、EAが現在ニンテンドーWii U向けのタイトル開発を行っていないことが明らかになったと伝えていました。

EA (Electronic Arts:エレクトロニック・アーツ)はアメリカのメジャーなビデオゲームソフト会社です。

日本のEA公式サイトの会社情報には

製品ラインナップは、「EA SPORTS」と「EA」の2つのブランドから構成。「EA SPORTS」からは、「FIFA」シリーズ(サッカー)、「NBAライブ」シリーズ(バスケットボール)、「マッデンNFL」シリーズ(アメリカンフットボール)など、スポーツライセンスを活かしたリアル系スポーツゲームを発売。「EA」からは、レースゲーム「ニード・フォー・スピード」やシミュレーションゲーム「ザ・シムズ」などの完全オリジナル作品に加え、「バトルフィールド」や「メダルオブオナー」といったシューティングゲーム、「007」、「ゴッドファーザー」、などの世界的大ヒット映画ライセンスを活用したゲームなど、幅広いジャンルでコンテンツを展開しています。

と書かれています。聞いたことがあるゲーム名が並んでいますね。

そんなゲームソフト会社から、任天堂は見限られてしまいました。

「現時点ではWii U向けのゲームは一切開発していません。」

Wii U向けは金輪際開発しない、とまでは言及しておらず、将来の開発には含みを残したものの、EAの広報であるJeff Brown氏はKotakuに対しそのように語り、しばらくはWii U向けのタイトルは発売予定がないことを明らかにしました。

2011年のE3で任天堂カンファレンスでWii Uが大々的に発表された頃はWii Uへの期待値は非常に高かったと言えます。事実、当時サードパーティーはWii Uに大きな関心を寄せており、そのサートパーティの1つとしてEAスポーツの社長Peter Moore氏はE3のステージ上でビデオ出演をし、Wii Uに対する期待のメッセージまで寄せていました。

そしてEAのCEOであるJohn Riccitiello氏に至っては実際にカンファレンスのステージに上がり、「私が任天堂のカンファレンスに登壇するのは初めてですが、これは両者の関係が大いに進展していることを示すものです。Wii UでEAのゲームが動いているところを一刻も早くみたいですね。」と、こちらもWii Uに大きな期待を寄せる発言をしていたのです。

両者、つまり”任天堂とEAの関係が大いに進展”していたのがほんの2年前。その後の2年で任天堂はEAから見捨てられてしまったことになります。

EAは当初Wii U向けに『マスエフェクト 3』『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッドU』『FIFA 13 ワールドクラスサッカー』などをXbox 360版やPS3版に先駆けて発売するなどWii Uに力を入れていましたが、EAの今年前半のビックタイトルである『Dead Space 3』は既に昨年6月の段階でWii U向けの計画はないと報じられていたものの、ついには発売されることがありませんでした。

Wii Uの失速はタイトル不足にあり、岩田社長も4月に行われた決算説明会でWii Uの失速を認め、「新しいハードを購入いただけるかどうかは、そのハードでしか遊べない有力タイトルがあるかどうかで決まる」として今後は自社タイトルを充実させて行く方針を説明しています。

EAのようなサードパーティに独占的に専用タイトルを開発させるのは困難ですが、サードパーティに手を引かせてしまう程本体の販売が不調というのも任天堂にとって大きな痛手でしょう。任天堂は決算説明会の時点で既にサードパーティー離れを把握していたのは間違いありません。このままいくと、Wii Uはいわゆる「次世代機戦争」から早々と姿を消してしまうのかもしれません。

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  1. とり’s avatar

    身も蓋藻無い事を言うと、WiiUは次世代機ではなく現行世代と言ってもいいですしね…
    Wiiより優れたスペックを目指しながらPS3/360と同程度に抑えたのは、余程広く浅く普及というスタイルに自信があったという事なんでしょうが、それでも現状を見ると如何ともし難い物が…

Reply

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