PSPのOFW解析プロジェクト uOFWの今





wololo.netで、PSPのオープンソースファームウェアを作るuOFWプロジェクトのメンバーへのインタビュー記事を掲載していました。

uOFWとは

uOFWとはPSPの公式ファームウェアを解析しオープンソースファームウェアを作ろうというプロジェクトです。

最終的な目的はPSP向けのオープンソースファームウェアを作成することになります。

PRO CFWもオープンソースじゃないの?と思うかもしれませんが、PRO CFWは公式ファームウェアをベースに改造したモディファイドファームウェアで、uOFWは一から作り直したファームウェアというのが大きな違いです。リバースして解析して行く過程でPSPの仕組みというものが理解できるようになり、結果としてまるでソニーが行うように新たな機能追加などを実現して行こうという意欲的なプロジェクトになります。成果をあげることができればPRO CFWよりも深い領域のコントロールが可能になるかもしれません。

また、公式ファームウェアをリバースしてソースコードを一から起こした上でオープンソース化しますから、各種モジュールの動作も完璧にこなせます。つまり完璧にPSPを動かすだけの情報が得られるわけですからuOFWが完成した暁には現在のPC向けPSPエミュレータも大きく進化するでしょう。

開発に携わっているメンバーはFelix氏、Almost氏、artart78氏、Omega2058氏の4人ですが、プロジェクト発足から1年の間に主要メンバーが変わったようです。当初はartart78氏が管理人で、Felix氏、jigsaw氏、NightStar3氏、Valantin氏の計5名がメンバーと言っていましたが、Draan氏、jigsaw氏、mowglisanu氏、some1氏は短期間、ないしは一部のモジュールのみ協力といった形で取り組んでいたようです。

今回uOFWプロジェクトメンバーであるFelix氏とArtart78氏にwololo氏がインタビューを行いました。
プロジェクトの生い立ちについては以前の記事を読んで頂くとして、インタビューの中からuOFWの現状の情報についてお伝えします。

uOFWの役割

PSPエミュレータの話でも分かるとおり、uOFWはエンドユーザーにとって直接的な利益があるというよりも開発者にとってメリットが大きいプロジェクトと言えます。リバースしていく過程の中でソースコードと同時にモジュールなどの解説をしたドキュメントも作られています。PSPのカーネルやハードウェアのドキュメントも作成予定であるためPSPの開発者にとっては偉大な参考書となります。

現時点でもそういった参考資料はあちこちで公開されています。それはps2devであったり/talkフォーラムであったりしますが、一つの資料として一カ所にはまとまっていません。uOFWプロジェクトではそれらをすべて網羅するよう情報集約の役割も担っています。

今完成しているソースコード

一方で、プロジェクト開始から一年以上経過した現在でも解析できてきちんと動作もするモジュールは僅か5つだけです。それもオリジナルモジュールとして動作するという段階で動作はオリジナルファームウェアのモジュールそのもの、機能追加などはまだこれからです。とりあえずuOFW installerでモジュールのインストールが可能です。

その動作可能な5つのモジュールはcontrollerモジュール、system timerモジュール、sysconモジュール、me_wrapperモジュール、LEDモジュールです。その5つのモジュールは既に完成しているためソースコードを利用して機能向上させて行くことは可能です。今後も開発でき次第モジュールはリストに追加されて行きます。

完成しているモジュールが5つとはいえ、ソースコードを見るとかなりの量のソースコードが(中身がきちんと伴っていないものもあるようですが)アプロードされています。ただしメンバーにはそれぞれプライベートもあるためガシガシ取り組める状況ではありません。そのため今後の更なる進展にはPSPシーンの有志の協力が欠かせません。

協力してくれる開発者募集

ソニーが大企業として開発していたことと同じことを有志だけでやろうというのですから当然時間も人材も十分な中での開発は現状ではできません。そのためuOFWでは常時協力してくれる開発者を募集しています。メンバーになるにはMIPSアセンブラの知識がありPSPモジュールのリバースエンジニアリングができるスキルがあることが条件です。

是非協力したいという方はFelix氏とArtart78氏にメールでコンタクトを取ってみてください。メールアドレスはwololo.netの元記事の最後の方に書いてあります。

基本は英語でのやり取りになるので英語ができることも実は条件です。英語でのやり取りに自信がないという日本人開発者にとっては残念ながら英語が障害になってしまう可能性が高いです。

それでもOFWの取り組み自体は今後のPSPシーンの進むべき道の一つです。公式ファームウェアのリバースが間得ようしソースコードが完成すればOFW以上の機能を持つ可能性を秘めた「もう一つの公式ファームウェア」としてデビューできるでしょう。

uOFWプロジェクトの状況はこちらでチェックできます。
https://github.com/uofw/uofw

uOFWプロジェクトページはこちらです。
http://dev.psnpt.com/redmine/projects/uofw

uOFWのWikiはこちらです。
http://dev.psnpt.com/redmine/projects/uofw/wiki/Wiki

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