Acid_Snake氏のexploitを利用した新たなVHBL発覚

wololo.netで、Acid_Snake氏がPS Vitaで動作するPSPのexploitを利用したVHBLの移植に成功したことを伝えていました。

Acid_Snake氏はVHBLのpyMenuを開発した人物で、彼が新たに発見したexploitは(残念ながら)US/EU版のみとなっています。

既にVHBLの移植が完了しテスト段階に入っているそうで、現時点ではHomebrewの互換性は良好だということです。

現時点で存在しているVHBLは
neur0n氏のVHBL
Xerpi氏のVHBL
当初「第4のVHBL」と呼ばれたVHBL
・Acid_Snake氏のexploit
と4つになりました。

今までの計画は、PSOneサポートのPS Vitaファームウェア1.80が公開されたらneur0n氏のVHBLをリリースするというものでした。更に2つのexploitが増えたことで現在の最新ファームウェア1.69(正確には1.691)向けにもリリースすることも可能ですが、現時点では1.80公開後にneur0n氏のVHBLをリリースするという計画には変更がないそうです。基本的にオープンソースなVHBLの公開時期に関しては開発者の自由ですので、開発したXerpi氏やAcid_Snake氏は自分の意思だけでいつ何時VHBLを公開しても構わない立場にはいますが、wololo氏の公開計画に沿ってXerpi氏とAcid_Snake氏が動いていると言っても良いでしょう。wololo氏が調整しているということはないと思われます。

計画に沿って公開しなければならない程exploitが少ないのかと言えばそういう訳でもありません。wololo氏が今回改めて数え直したところ、現時点でPSPの未公開exploitは16あるそうです。しかし実はその全てがVHBLを移植できる訳ではなく、移植ができないものやそもそもVita向けにダウンロード販売されていないもの、うまく動作しないもの、移植はできたがテストがまだできたてないものなども含まれています。実質的には十分な数が存在するとまでは言えないのが実情です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする