VHBLコンテスト開催 賞金総額167ドル

wololo.netで、wololo氏が賞金総額167ドルのVHBLメニュー開発とVHBLビデオ制作のコンテスト開催を告知していました。

先日wololo氏が予告していた通り、VHBLに関するコンテストが開催されることになりました。興味深いのは、内容が開発者向けだけで無くプログラミングが苦手な方でも参加できるビデオコンテストも同時に開催されることです。賞金はペイパルがアマゾンギフトカードのどちらかで受け取れます。

1. 賞金77ドルのVHBL menu開発コンテスト

開発者向けのコンテストは、現在VHBLのデフォルトメニューになっているwololo氏が開発したwMenuと置き換えて利用できるVHBLメニューコンテストです。

wMenuは元々PSP向けのHBLのために開発されたものであるため、少し面倒な手順が必要なHomebrewインストール方法にみられるように必ずしもVHBLにとってベストとは言えません。今回募集されているのは、正にVHBLにとってベストと言えそうな新しいメニューです。

応募作品の中から最も優れているものが/talkフォーラムでのユーザーの皆さんの投票で選ばれ、ナンバーワンに輝いた応募作品に77ドルが贈られます。

応募作品は必ずしもオープンソースである必要はありません(wMenuもそもそもオープンソースではありません)。ソースが公開されることでPS Vitaシーンが盛り上がることも期待できますのでオープンソースであるに越したことはありませんが、そこは応募者の自由です。

応募は/talkフォーラムのこのトピックへ投稿することで行えます。応募締切は6月9日の土曜日です。どの国の6月9日かについての言及はありませんが、PSP Genesis Competition同様どこかの国が6月9日である間は応募期間と見なされると思います。

応募の詳細ルールは以下です:

    – VHBL向けのメニューであること
    – 応募は/talkフォーラムの応募トピックへの投稿にて行う。メニューの名称、機能などの説明、スクリーンショット(最低1枚)、メニューEBOOTのダウンロードリンクをそれぞれ記載すること
    – フォーラムへの応募投稿以外の書き込みは可能だが、なるべく応募作品の投稿だけになるよう協力すること
    – 応募は6月9日までに完了すること
    – 応募作品をオープンソースにするかどうかは応募者が決める
    – 既存のVHBL menuのアップデートでの応募は受け付けないが、自身で開発したものや開発者自身からコンテスト応募の許可を受けた場合についてはこの限りではない。
    – スプラッシュスクリーンを付ける必要はないが、あったら嬉しい
    – /talkフォーラムコミュニティの投票によってベストエントリーが選ばれる
    – 優勝者にはwololo氏から77ドルが贈られる。受け取り方法はペイパルかアマゾンギフトカードのどちらかを選択すること
    – 本ルールは事前告知なしに変更される場合がある

2. 賞金70ドルのVHBLビデオ制作コンテスト 応募作品の中から抽選で2作品にそれぞれ賞金10ドルも

今回のコンテストの目玉とも言える、非開発者向けコンテストがビデオ制作です。

制作するビデオはVHBLが動作する様子を撮影したものが条件ですが、アイディア次第では必ずしもVHBLが動作しているPS Vita自体を撮影していなくてもVHBLに関するビデオであれば大丈夫なようです。

応募は作品をYouTubeにアップロードしてからwololo氏のブログのこの記事のコメント欄にその応募するYouTubeビデオのリンクを投稿するだけです。

wololo氏が一番気に入ったビデオ作品に対して70ドルが贈られます。また、応募作品の中から抽選で2作品(ランダムに選ばれます)にそれぞれ10ドルが贈られます。この10ドルというのは『Super Collapse 3』の購入価格に相当するので、抽選で選ばれたラッキーな応募者は結果として『Super Collapse 3』が無料で手に入ったと同じことになります。それが賞金を10ドルに設定した理由です。

抽選で賞金が貰えるため、ビデオ投稿に関しては応募条件が少し厳密に定義されています。

まず、ビデオは自分で撮影したもの以外は認められません。一人につき応募は一作品に限られます。また、必須ではありませんがなるべく応募したYouTubeビデオの記述欄にhttp://wololo.net/wololo氏のブログのこの記事へのリンクを記載するようにしてください。
応募作品は自身で撮影されたものであれば、コンテスト開始前にアップロードされたものでも構いません。応募締切はこちらも6月9日の土曜日です。

賞金総額が167ドルという非常に中途半端な数字ですが、実はこの167というのはPS Vitaの最新ファームウェアバージョンである1.67から来た数字です。1.67はVHBLが動作する最も新しいファームウェアですのでそれを象徴するために167ドルになりました。ですから賞金総額が増えていくことはなさそうです。

なお、日本のPS Vitaの場合は『Super Collapse 3』がありませんので『Motorstorm Racing Ice』『みんなのテニス ポータブル』を使うことになります。Vitaのファームウェアが1.67での動作は求められると思いますが、その辺はアバウトでいいと思います。

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