PlayStation4.comとXbox720.com マイクロソフトとソニーとは無関係

Joystiqで、次世代ゲーム機のサイトのようなドメインPlayStation4.comとXbox720.comが存在するが、ソニーやマイクロソフトとは無関係だと伝えていました。

PlayStation4.comとXbox720.comというドメインが実在しています。まるで次世代ゲーム機の公式サイトのようなドメインですが、実際には違うようです。

http://playstation4.comhttp://www.psxextreme.com/というゲーム情報サイトにリダイレクトされています。Copyright 1999-Present Poise Media Inc. All Rights Reserved.という表記がありますが、リダイレクト先が必ずしもドメインオーナーのサイトかどうか分からないのが曲者です。

数日前にXbox720.comというサイトは米PlayStation公式サイトにリダイレクトされていたようですが、現在はドメインオーナーがニュースブログを開設し、あちこちのニュースの見出しとニュースサイトへのリンクを掲載しているようです。実際に接続してみるとhttp://xbox720.comhttp://egusta.com/というニュースリンクサイトにリダイレクトされます。© 2011 egustaとの表記がありますが、そもそもリダイレクト先がドメインオーナーのサイトとも限りません。

本来ならドメインオーナーが分かるはずのwho is情報を調べても情報が秘匿されているらしくドメインの持ち主は不明だそうです。少なくともオーナーがソニーやマイクロソフトであればきちんとそうであることが明記されるのでそうではないのは間違いなさそうです。

実際にソニーがPlayStation4を、マイクロソフトがXbox 720を商品名として発売すると、そのドメインを買収する羽目になる可能性が高そうです。ドメインは先に取得したもの勝ちなのである意味取得競争のような状態になりがちです。

取られたら困るドメインは先手を打って取得しておくのも手ですが、取得と維持にはコストががかかるためなんでもかんでもとはいかないのでしょう。

PlayStation Vitaは過去の命名法則からPSP2になると思われていましたが、蓋を開けると「PlayStation Vita」でした。試しにpsp2.comというサイトを見て見たところやはり既に存在しており、アドセンスが貼り付けてあるだけのサイトでした。しかも「ドメイン psp2.comは売り出し中です!」との表記が。

ソニーがPSP2にVitaと名前をつけたのは無駄な苦労を回避する目的もあったのかもしれませんね。そうなるとPlayStation4もXbox 720(そもそもこれは初めからあり得なさそうな名称ですが)もそういう商標で発売される可能性はかなり低いのかもしれません。

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