過去の新型機すっぱ抜き日経記事は「ゴシップ誌のような手法」なの?





Kotakuで、任天堂の岩田聡社長がツイッターで「ゴシップ」だと発言していたことを伝えていました。

もとはKotakuの英文記事ですが、調べてみたところ今回の話の中身はすべて日本語でしたので何故岩田社長が「ゴシップ」だと言ったのかを見てみました。

岩田社長の任天堂公式ツイッターでのゴシップ発言は次のようなものでした。

[岩田]ところで、月曜日に電子版媒体で当社に対する不正確な報道がありました。このようなことが何度か続いていますが、文脈を無視して恣意的に言葉を抜き出したり、事実と憶測を混ぜて書いたり、まるでゴシップ誌のような手法を採られていることに驚いています。

問題のこの「月曜日に電子版媒体」というのは、日経電子版の記事です。

そこで書かれていた内容は、任天堂の社員と思われる人物から日経記者が得た情報としか思えない内容でした。

    ・任天堂本社7階の大会議室で1月5日、社長の年頭挨拶で岩田社長が「任天堂にとって大きなピンチです」「このままでは没落してしまう」と発言
    ・業績悪化を受け、2011年9月から社長命令でコピー枚数管理にまで及ぶ経費削減社内キャンペーンを行っていたが、社長が示唆したのは組合がないため聖域であった賞与(ほぼ固定給で夏は4.3カ月分=約160万円)削減
    ・初めて通期で営業赤字に転落した原因はニンテンドー3DSの大幅値下げによる逆ざやが尾を引いた
    ・総投資額300億円の大型プロジェクトが任天堂本社隣接地での新社屋の建設計画だが、本社から離れていた研究開発拠点を目と鼻の先に移し、開発部隊を自分の管理下に置きたいという岩田社長の思いによるもの
    ・本社予定地はかつて岩田社長が宮本専務と通い「ニンテンドーDS」のコンセプトを固めた場所とされる”思い入れのある場所”であるイタリア料理店が入っていた「京都南ゴルフガーデン」というゴルフ練習場だった。
    ・セガのドリームキャスト向けで1999年に発売された「シーマン」を3DSで復活させる計画がある
    ・GREEやDeNAの攻勢を肌で感じながらも「世の中の多くの人が不可能と思い込んでいることを我々が可能にし、任天堂が再びイノベーションを起こしたと評価していただける1年にしよう」と年頭の挨拶を締めくくった。

Kotakuでは、岩田社長の言う「ゴシップ」を過去の日経や朝日がすっぱ抜いてきた新型機発売記事だと捉え、その都度任天堂は「推測に過ぎない」とコメントしてきましたが結果的にはすっぱ抜き記事の方が正しかった前例を挙げ、メディアが常に正しいわけではないが、任天堂も常に正しいわけではないとコメントしています。

しかし、私はKotakuの言うような話ではないのではないかと考えています。

岩田社長の「このようなことが何度か続いています」の「このような」は、例えば近いところでの例だと言葉の伝言ゲームの末ある特定の言葉だけが一人歩きした宮本茂氏の引退説を指しているのではないでしょうか。

「文脈を無視して恣意的に言葉を抜き出したり、事実と憶測を混ぜて書いたり、まるでゴシップ誌のような手法」にも当てはまります。

となると、「電子版媒体で当社に対する不正確な報道」は上記日経記事の中のどれか、ということになります。

いくら個人ブログと同じ土俵上にあるウェブサイトの記事と言えど、日経である以上記者個人の意見で勝手に創作したものを掲載するはずがありませんので、編集長なる立場の人間を頂点に日経たる正確性を持ち記事の内容に責任を持って世に送り出されています。

当然日経では「ウラ取りできている正確な情報」として真っ向から反論するでしょう。

岩田社長は「電子版媒体で当社に対する不正確な報道」とした内容が全て不正確とまでは表現していませんので、日経が述べた中のいずれかだけが「不正確」だったのではないでしょうか。

例えば…
年頭挨拶は1月5日ではなく4日だ、コピー枚数削減の話は内容が全く違う、開発部隊を自分の管理下に置きたいなんて思っていない、イタリア料理店で宮本氏とDSについてなんて話していない、シーマンは3DSではなくWii Uだ、ボーナス下げることまで踏み込んでいない、などなど。

実のところは分かりませんが、私は日経が全く持ってして不正確な情報を出したりはしないだろうと思っています。

ちなみに今回の日経記事内容から、明確に日経の任天堂関連情報源が任天堂内部にいたことが分かりました。
最後に、個人的感想は以下です。
ボーナス、夏だけで4.3ヶ月160万円は相当多いのでは? いいなぁ任天堂。

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  1. 173210’s avatar

    ボーナス多すぎwww

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