3.55を超えた世界初のカスタムファームウェア CFW JFW DH 3.56MAがリリース

JailbreakSceneで、世界初のPS3 3.56をベースにしたカスタムファームウェアCFW JFW DH 3.56MA v1がリリースされたことを伝えていました。

CFW JFW DHはDemonHades氏らが率いるチームが開発しているPS3のカスタムファームウェアです。JFW DH 3.41とJFW DH 3.56 MAという2つのバージョンがあり、今回公開されたのは3.56 MAの方になります。
【詳細はPS3 JFW DH CFW 3.41 / 3.56 MA FAQ by DemonHadesの記事を参照のこと】

CFW JFW DH v3.56 v1は世界初の3.56バージョンのカスタムファームウェアになります。最新ファームウェアでもカスタムファームウェアが期待できるmetldr exploitが公開されているため3.56という中途半端なバージョンのCFWが不要になってしまう可能性は高いと思われます。そのためJFW DH v3.41ではなくJFW DH v3.56だけを公開したことは慌ててリリースにこぎ着けたようにみえますが、一応無関係のようです。

3.55ではなく3.56にした理由については、工場出荷時のベースファームウェアが3.56のPS3が存在するために作られたためだとされていました。
そのため以前は3.56以下のファームウェアのPS3であればインストールすることはできるとされていましたが、今回公開された内容を見ると3.56への直接のインストールは不可で、先に3.55へダウングレードする必要がある、と条件が変更になっています。
そのため3.55からインストールするようですが、最新ファームウェアが3.73である現在は適切なリリース時期を失した感が拭えず3.56にするメリットが感じられません。要するに3.55 CFWでいいような…

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