Recovery Flasher v1.60リリース〜HEN 対応パンドラ無しで5.00M33-6 インストールも

QJで、パンドラバッテリーなしでCFWをインストールしたりNANDのバックアップ/レストアが可能なRecovery Flasher v1.60のリリースを伝えていました。ChickHENのNANDバックアップに対応した他、Despertar del Cementerio v8では5.00M33-4までしかインストールできませんがパンドラバッテリーがなくても5.00M33-6を一気にインストールできるようになっており非常に有用です。【情報源:QJ


Hellcat’s Recovery Flasher v1.60 released: adds detection for HEN mode, supports CFW 5.00 M33-6, more
HellcatのRecovery Flasher v1.60リリース:HENモード検出機能追加、CFW 5.00 M33-6サポートなど
Recovery Flasher v1.60

It’s been a while but now he’s back! Homebrew coder Hellcat has released a new update for his Recovery Flasher, a handy homebrew app that can recover semi-brick PSP’s, upgrade and downgrade your CFW’s, make and restore dumps and many other useful functions. The new update has added detection of HEN mode, now supports CFW 5.00 M33-6, adds detection for PSP 3000 and PSP 2000 TA-088v3+ and more. See the list of changes below.
しばらく時間が空きましたが、また彼が戻ってきました。Homebrew製作者のHellcat氏がRecovery Flasherをアップデートです。brick寸前のPSPのリカバリーやCFWのアップグレードにダウングレード、NANDのダンプやレストアまで多数の便利な機能が満載のHomebrewアプリケーションです。今回のアップデートでHENモードの検出機能の追加、CFW5.00 M33-6のサポート、PSP-3000とPSP-2000 TA-088v3の検出機能の追加などをしました。変更点は以下になります。

Changelog:
変更点
* Updated 5.00-M33 installation to revision 6
インストールするCFWを5.00M33-6に変更しました。
* Changed autonaming of new backup folders to include date, firmware, psp model
バックアップ時に日付、ファームウェア、PSPモデル名を使って自動的に保存フォルダ名を付けるようにしました。
* Made the resurrecion.prx replacement function working on all DDCs from 6 and above
復帰機能を搭載しました。DDCのバージョン6以上でprxファイルを置き換えて使えるようにしました。
* Added detection of PSP 3000 and PSP 2000 TA-088v3+. Flash writing functions will be disabled on those PSPs as they are not CFW capable and flashing would result in a brick
PSP-3000とPSP-2000 TA-088v3の場合に検出できるようにしました。これらのモデルではCFWがインストール不可能で、万が一実行してしまうとbrickするためflash書き込み機能を無効にしています。
* Added support for “Firmware Packs” – theese, like addons, packs will eliminate the need for a complete new release only when a new (C)FW is released. Instead of releasing a new Recovery Flasher it’ll just be such a pack, enabling Recovery Flasher to install the new firmware until an update of the main app is done that supports the firmware natively. Can/Will also be used for making Recovery Flasher install CFWs not supported, like GEN and such.
“Firmware Packs”をサポートしました。アドオンなどのことですが、新しい(カスタム)ファームウェアがリリースされた場合にそれに対応した新バージョンになるまでインストール要求をしません。Recovery Flasherのニューバージョンが出る前にそういったパックがある場合は、パックのメインアプリが新ファームに対応するまでは取り敢えず新しいファームウェアだけはインストールできるようになっています。またGENのような未サポートのCFWをインストールすることもできると思います。
* Added complete checksum-check of the updater .PBP going to be used to avoid corrupted/incomplete .PBPs causing a brick
アップデータのチェックサムを確実にチェックする機能を追加しました。適用したいPBPファイルの不良が原因で途中で止まったりしないように作ってあります。そういったPBPファイルはbrickの原因です。
* Added full verify of the NAND dump that got written to be sure you have a good one
NANDダンプ時にベリファイ機能を追加しました。安心確実なNANDダンプを保存できます。
* Added detection of HEN mode
HENモードの検出機能を追加しました。
* Added detection and propper handling if a backup set contains OFW instead of CFW (like when made from HEN)
CFWの代わりに公式ファームが入っているNANDバックアップがある場合それを検出して適切に処理できるようにしました。(HENモード時にとったバックアップなど)
* Added better NAND dump handling. New dumps are now created with names similar to the (new) backup slot names (and now go into /flash-nanddumps), incl. an ID for the PSP they are made on, on NAND restore a list is shown with all available dumps matching the ID of the current PSP to choose from (the ID matching should prevent choosing a wrong dump accidentally)
NANDダンプをさらに適切に処理できるようにしました。新規にダンプをしたものはバックアップスロット名がついたフォルダごとにms0:/flash_nanddumpsフォルダに保存されます。さらにダンプファイル作成時にダンプしたPSPごとにIDを付けます。レストア時にはダンプファイルのIDがPSP本体と一致したものだけが書き戻し可能バックアップとして扱われます。(ID照合をすることで誤って別個体のNANDを書き戻すミスをなくします)
* Added back/cancel on backup creation and restore
バックアップ作成中や書き戻し中に戻る/キャンセルする機能を追加しました。
* Backups made from HEN mode are tagged to identify them as containing ORIGINAL firmware (as those backups do!)
HENモードでのNANDバックアップには公式ファームウェアを含んでいるという識別が与えられます。(HENモードでもバックアップ可能です。)


PSPがbrickさえしていなければRecovery Flasherだけで十分事足りるので最近はRecovery Flasherばかり使っていました。5.00M33-6に対応したことで益々有用性に磨きがかかりました。

インストールは、ダウンロードしたアーカイブを解凍後できたRECOVERYフォルダをメモリースティックの/PSP/GAME/に入れるだけです。CFWをインストールするために使用するOFWをその/PSP/GAME/RECOVERYかメモリースティックのルートにコピーします。(EBOOT.PBPを500.PBPなどに要リネーム)

バックアップしたflashは自動的にフォルダ名が付けられて保存されるため管理がしやすくなっています。
PSP-2000のHENの場合だと
PSP2000_FW503_30-05_[OFW!HEN]_(01)
というフォルダ名になりました。
モデル名_FWバージョン_日付_[HENの場合はここに記載]_(ナンバリング)というフォルダ名(これをスロットとして管理している模様)になります。別の個体のPSP-2000が増えた場合は一番末尾が(02)(03)…となっていくようです。

PSP-1000の5.00M33の場合は
PSP1000_FW500_30-05_(01)
になっていました。
IDをどこで管理しているのかが分かりませんが、違う個体を書き戻そうとするとエラーになってくれるのでかなり安心です。

現時点でHEN対応を公式にうたっているのでPSP-3000or2000&TA-088v3ユーザーにとっては安心して使えるツールだと思います。

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『Recovery Flasher v1.60リリース〜HEN 対応パンドラ無しで5.00M33-6 インストールも』へのコメント

  1. 名前:ヒラマツ 投稿日:2009/05/30(土) 22:46:56 ID:589fc6ab0 返信

    SECRET: 0
    PASS:
    私のPSP-3000(HEN)が急に充電できなくなりました。
    それで充電が切れて今はACアダプターをさしたまま気動させても起動できません。
    何をどう試したら良いのかが分からないのでアドバイスや分かれば直す方法を何でも試すので言ってください。
    お願いします。

  2. 名前:モグモグ 投稿日:2009/06/23(火) 20:25:48 ID:589fc6ab0 返信

    SECRET: 0
    PASS:
    何をやりましたか?